【子供の習い事にもおすすめ】ピアノが脳に良い理由を
(2018/12/17)
弊社のご相談の中でも一番多いのが、ピアノ室の防音工事のお問い合わせです。
お話を伺うとご家庭や、ピアノ教室を開設されるお客様が多いことが伺えます。
ピアノは脳の発達に多大な影響がある
どんな世代でも習い事の定番と言えば、『ピアノ』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は脳の発達には『ピアノ』のお稽古がとても良い、といったデータが近年科学的に証明されているのです。
また東大合格生の2人に1人はピアノ経験者というデータもあります。
子供の頃の習い事経験に、ヴァイオリンやエレクトーンなどの他の楽器を含めると、約6割を超えるそうです。
さらに東大合格率1位を誇る、全国有数の進学校・開成中学校高校では、授業でピアノを教えており、音楽理論を踏まえて自分で曲を作り、最後のテストで演奏するといったハイレベルな授業を展開しているようなのです。
「ホンマでっか!?TV」でおなじみ、脳科学者の澤口俊之先生もピアノと脳の関係性についてこう述べています。
「ピアノというのは、両手を並列かつ複雑に使い、楽譜を一時的にも記憶しながら演奏し、さらに次に弾く楽譜を先読みします。そして特に重要なのは両手を同じように使いますが、その使い方がまったく異なるという点です。これは他のものにはない非常に高度な行為なんですね。つまり、ピアノをやっていると、自然にすべての脳機能を高めてしまうというわけです。」
確かに考えるだけでも、頭のトレーニングになりそうです。
地頭と運動神経を向上
「ピアノのレッスンを続けることによって、脳の監督役でもある前頭前野が構造的に発達し、HQ(人間性知能)の長期的な発達につながります。また、脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分が太くなり、左右の脳のバランスがよくなるんです。小脳も大きくなり、運動機能や知的機能、感情的機能までもアップします。さらに、海馬とよばれる部分が発達し、記憶力がアップするので、学力向上につながります。つまり、ピアノを習うことによって、脳機能をまんべんなく育て“地頭”をよくすることができ、スポーツや学力まで効果を及ぼすのです。」
小さい頃からピアノを習うことによって、こんなにも多くの効果が得られるとは驚きです。
しかも地頭を良くし、運動神経までも良くするとは、恐るべしピアノの効果。
ちなみに、最も効果的な時期は5歳~8歳。約4か月くらいで効果があらわれはじめ、2年ほどで脳の構造に変化が見られるとか。
ここまで聞くと、お子さんの習い事には是が非でもピアノをおすすめしたくなりますよね。
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