ピアノ室(矢上様)
「自由な設計」と「技術営業への頼もしさ」から依頼を決めました
ピアノ室(矢上様) | |
施工種別: | ピアノ |
建物タイプ: | 戸建て、一軒家 |
地域: | 東京都 |
広さ: | 7.4畳 |
2022年3月に東京都八王子市の閑静な住宅街で、矢上様のピアノ室が誕生しました。築約25年の一軒家に、どのようなピアノ室が完成したのでしょうか。 |
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ヘッドフォンによる演奏と騒音への懸念から、練習が持続しませんでした購入物件のリビングに防音工事を実施
矢上様は2021年9月にお問い合わせいただき、11月にご契約いただきました。
2022年1月11日に着工し、3月7日に竣工。
11.0畳弱だった1階リビングは、7.4畳の防音室に生まれ変わりました。
防音工事は500〜550万円でご契約。
当日はご家族で快く迎えてくださいました。ピアノのために一軒家を買おうと決めていました
母がピアノを弾いていたこともあり、小さい頃からグランドピアノに触れて育ちました。
都内に住むと、騒音による隣人とのトラブルが目立ちますが、実家の広島では近隣と距離もあり、ピアノをいくら弾いても苦情にはなりません。
それなので東京に出てきた当時は、騒音の重大さに驚きました。
結婚当初は社宅暮らしだったため、グランドピアノは置けず、騒音対策のためにヘッドホン付きのアップライトピアノで練習をしていました。
しかし、ヘッドホンの違和感と、 鍵盤をたたく音が階下に聞こえてしまうのでは?という恐れによって練習も持続しませんでした。
家を買うならピアノが思う存分弾ける部屋をつくる!と心に決めていましたし、むしろピアノのために一軒家を買うくらいの気持ちで考えていました。 -
子供と遊びながらピアノができる環境をつくるため、防音工事を実施子供と遊びながら演奏できる空間を目指して
一軒家を購入するにあたり、いざ探してみると、防音室付きの中古物件は実際にありました。
しかし防音とうたいながらも、音漏れする物件は少なからず見受けられます。
遮音対策が練られている物件探しは、なかなか難しいものだと実感し、防音室付きの物件探しは諦めて購入後に防音対策をすることに決めました。
中古物件を購入し、入居前には色んな防音業者に見てもらいました。
業者によっては、天井高がかなり低くなってしまったり、耐荷重が心もとなかったり、自分のイメージに合うものがありません。
予算や遮音、天井高、耐荷重、内装など防音工事の大変さと直面しました。「自由な設計」と「技術営業への頼もしさ」から環境スペースに依頼を決定
環境スペースにもお問い合わせして、契約までじっくりと考えました。
様々な会社さんがある中で環境スペースを選んだ決め手は、天井高が調整可能なことや、ピアノや楽譜棚を置いても床への耐荷重が安心なこと、壁紙のデザインが選べる他、担当の杉山さんが現場のことをよく知っていたことが大きな点です。
通常なら営業担当者と現場担当者に隔たりがあり、「営業担当者に聞いたけど現場のことは要確認」というケースが多くて、やりとりに時間がかかってしまいます。
しかし杉山さんへ聞いて、わからないと言われたことは一度もありません。
また防音工事は隣の和室に施工することが通常と、様々な会社さんに言われることに反して、私は広いリビングに施工することを望んでいました。
環境スペースはこちら側の要望をよく聞いてくださり、具現化できるように精一杯、提案をしてくれました。 -
ライフスタイルに合わせて防音工事を進み、無事に完工快適な空間を目指すための提案と対応力に感謝
主人は仕事で忙しいため、いつも子連れでの打ち合わせでしたが、担当の杉山さんはそういった状況下でも、場所や時間などよく気を配ってくださり、対応してくれました。
とても子供慣れしているため、事細かい気遣いが素晴らしかったです。
低域の音響障害を懸念し、壁のコーナーにトラップを設置することを提案されましたが、できる限り部屋の広さを取りたいため、厚めのカーテンを設置しました。
快適な空間を目指すために妥協なく提案してくれた上に、防音室外の相談も快く乗ってくれました。住みながらの防音工事。安心して完工を迎えました
防音工事は2階に住みながら進みました。
遮音するための構造面などは事前に図面で何度も教えていただきましたが、実際に造られていく内部を見れたことは安心にも繋がりました。
職人さんは、子供達にも優しく接して下さり、現場監督の廣瀬さんも、困っていることはないか定期的に声をかけ下さいました。
エアコンの設置箇所も工夫してくださり、正面に置いて目が乾かないように、かつ楽譜がめくれることがないように調整していただきました。
また、ライトは取り付け位置にこだわって、鍵盤に影がでないようにしていただきました。工事の進捗が常に確認できて良かったです。
部屋を崩す日だけ目立つ音がありましたが、その日以外は特に大きな音がありません。
同時期に屋根のリフォームもしましたが、他業者さんとも連携していただき、近隣の苦情もありませんでした。2022年の3月に無事に完工しました。 -
大切な家族と、大好きなピアノを奏でる幸せ毎日、自分のためにピアノを弾いています
室内外の音漏れもなく、弾き心地も良く快適に使えています。
工事すると値段が高くなると言われた窓も、残して本当に良かったです。
昼間は子供に練習をさせたり、一緒に歌って踊って楽しみ、夜は子供を寝かしつけた後、24時ころから弾いています。
その時間がとても幸せです。
まずは鈍ってしまった腕を戻し、弾きたい曲を弾けるように練習したいです。グランドピアノが自宅にある環境で、子供の成長を促す
念願のピアノ室が完成し、夏の子供のコンクールに向けて、しっかり練習させたいと思います。
幼少期からグランドピアノを弾かせ、生の音に触れることは大切です。
私も実家に当たり前のようにピアノが置いてあったので、実感しています。
子育てが落ち着いたら、学生時代の仲間と室内楽を楽しめたらと夢を膨らませています。
※取材&記事作成:川名
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