―　勢津さんの楽器歴を教えてください。

奥様：社会人になってから始めましたので、今は8年目くらいです。 ご主人 私も同時期に始めましたので、7年目くらいです。

―　楽器を始めるきっかけはどういったことだったのでしょうか。

奥様：特に…ある日突然、思い立って。

―　防音室を作ろうと考えるに至った経緯を教えてください。

奥様：管楽器は音が大きくて、練習する場所がないので練習する場所にいつも困っていました。 普段はスタジオを借りたり、カラオケボックスに行ったりして練習していたのですが、移動が大変で。 私はテナーとソプラノ（サックス）とフルートを演奏するのですが3つの楽器を担いで、移動して…というのがとても大変でしたし日中は仕事をしているので、一旦帰宅して楽器を持ってまた外出する事が結構大変でした。

それから、いつも練習に利用していたカラオケボックスが閉鎖になってしまい、いよいよ練習場所に 困ってしまいこのタイミングで防音室を作ろうと思いました。

―　どこで環境スペースを知りましたか？

奥様：インターネット検索で「防音室」「サックス」等のキーワードで検索しました。

―　防音室作る事を決めるにあたり、不安だった事はありますか？

奥様：本当に音が止まるのか。どれくらい音が漏れるものなのか。不安ではありました。

ご主人：私は（一度解体することを聞いていたので）家が元に戻るのか不安でしたね。

―　その不安はどのように解消していったのでしょうか？

奥様：体験ルームで実際の防音効果を体感して「このレベルなら…」と思いました。
防音室っていうと、検索で引っ掛ってくるのは、ボックスタイプの防音室か解体して工事をするタイプのどちらかでした。
ボックスタイプの防音室も体験してみましたが、音が良くなくて。音は漏れるし、吸音に力を入れているのか、音が吸収され過ぎて演奏していて気持ちよくなかったので、そこでボックスタイプという選択肢はなくなりました。

―　消去法で環境スペースをお選びになったということですか？

奥様：そういうことではないんですが（笑）（環境スペースの体験ルームで）吹いた感じも、違和感なかったですし。体験してみて「いいな」と思いました。

―　環境スペースに決めて頂いた、決め手はなんでしょうか？

奥様：実際のもの（体験ルーム）を見て、その時に家の図面を持参したのですがどの部屋が防音室に向いているか等、いろいろアドバイス頂いて相談に乗っていただけたことが決め手です。
※勢津様は当初、ご自宅の1Fのお部屋に施工するか2Fのお部屋に施工するかお悩みでした。

―　防音室をご利用になってみて、感想はいかがでしょうか。

ご主人：少なくとも音の漏れは（生活していく上で）気にならないレベルです。防音性という部分では、大変満足しています。最近になってエアコンも設置しまして、防音室の環境としても満足のいく状況になっています。

―　練習の頻度は、スタジオを借りていた頃と比べていかがでしょうか？

ご主人：いつでも練習できる環境なので僕は練習時間が減ったかも知れません。 それから、彼女（奥様）が割りとずっと練習しているので…。 カラオケボックスだとお金払って、時間も決まってるのでその時間内で頑張ろうと思いますけど、 自宅に防音室があると「いつでも出来る」という気持ちが出てくるので。 そのかわり、短い時間で数回に分けて練習できるので練習回数は増えたかもしれませんね。

奥様：外に練習に出ていた頃はスタジオ代等の場所代で月に2～3万円ほど掛かっていました。今後かかるであろうコストを考えても自宅に防音室がある今の状況が良いと思います。

―　今後環境スペースに期待する事があればお聞かせください。

ご主人：予定の工期よりも早く仕上げてくれましたし工事に来てくれた方々に対して、特に問題はなかったと思います。

奥様：とっても丁寧で、養生に1日費やした事がビックリしました。それくらい丁寧に工事をして頂いて、安心しました。

ご主人：（他の部屋や廊下に）特に傷も付かなかったと思います。