ピアノ室は娘が主に使用しています。

戸建てに引っ越す前はマンションに住んでおりました。

ピアノ演奏時に多少の音漏れはあったものの、周囲のご理解を頂き、時間を区切って演奏していました。

コロナ禍に入ると同時に、主人が在宅でリモートワークとなりました。

室内でピアノ演奏を行うと、主人の仕事に少なからず影響を与えてしまう為、双方に配慮しなければなりません。

主人の仕事と娘のピアノ練習を考慮すると、ピアノ室のようなしっかりと演奏できる環境があった方が良いと思い、戸建てをつくる事に至ったのです。

ピアノ室をつくる為には、ある程度の土地面積を確保しなければなりません。

しかしなかなか理想の土地が見つかりませんでした。

1年以上探し続けた結果、ようやく現在の土地と出会えたのです。

ピアノ室の防音対策として当初は定型タイプを考えていました。

しかし自由設計が効かない点に不便さを感じ、設計事務所の紹介で環境スペースさんを知ったのです。

エビスタの試弾や担当者の小野口さんによる綿密な説明が好印象でした。

予算や居住性の提案も素晴らしく、安心して契約致しました。

環境スペースとの契約後、家の建築が始まりました。

翌年3月に防音工事が開始。

防音工事により室内面積が狭くなった事に驚きましたが、内装が明るい為、圧迫感はありませんでした。

工期中も工事の様子をたびたび見に行き、完成に期待を膨らませていました。

防音工事は5月に竣工及び引き渡し頂きました。

その後6月中旬に家の引き渡しとピアノの搬入を行い、演奏できる環境が整ったのです。

自宅とピアノ室の完成後、ピアノ演奏時に室内外の様子をみた所、室外は然り、室内もほとんど聞こえません。

ここまで遮音性能が高い事に驚きました。

窓がある事で居住性もよく、時間を気にせず安心して演奏できる為、快適です。

音響も考えてくださった為、音も心地良いです。

私も幼少期からピアノを演奏していました。

しかしいつしか仕事が忙しくなり、疎遠になってしまいました。

現在はピアノ室のお陰で、僅かであるものの家事が終わった後に演奏しています。

防音工事のきっかけは主人の仕事と娘のピアノ練習であったものの、
私の夢であった、自宅にグランドピアノを設置できて幸せです！

※取材＆記事作成：川名