以前まで同じ多摩市の賃貸物件に住んでいました。

20年以上ピアノから遠ざかった生活をしていましたが、諸般の理由から2022年に再開し、ピアノ教室に通いました。

購入した電子ピアノにヘッドフォンを接続して練習に励んでいた所、ピアノの生音を求めるようになったのです。

ピアノ再開から約1年が経過した所、ピアノの生音を求めてマンション購入及びピアノ室の実現に向けて準備することを決めました。

マンションの検討段階から環境スペースさんに立ち会って頂き、防音工事を行うに当たり、二候補あった部屋の内、どちらがピアノ室をつくるのに適した環境か見比べて頂きました。

分譲マンションに防音室をつくる事自体が珍しい為、不動産担当者も興味津々に立ち会って頂いたことが印象的です。

防音室をつくるにあたり、環境スペースの他にもう一社に相談しました。

環境スペースご担当者の岩崎さんは内覧時に一緒に同行して頂いた為、問い合わせ時からとても熱心にご対応頂いた事が好印象でした。

マンションの契約を決めた後、防音工事を依頼する会社を検討しました。

岩崎さんの要点を掴む説明が適切かつ丁寧でかつ、時間を無駄にしない姿勢が素晴らしかった為、環境スペースさんに依頼を決めました。

環境スペースさんに問い合わせを行なった5月からマンション及び防音工事が決定し、トントン拍子で計画が進んだ為、嬉しかったです。

8月1日に防音工事が始まりました。

現在のマンションが以前の住居及び職場のちょうど間にある為、2日に1回ほどのペースで仕事の帰り道に立ち寄っていました。

見学する度に工事が進んでおり、今思えば貴重な体験であった為、毎日見に行けば良かったと思います。（笑）

並行して引越し準備及びピアノ購入手続きを進めました。

自身の感覚としては一日の工事の進み具合が想像以上に早かった為、 約1ヶ月程度の工事期間も、あっという間に感じました。

防音工事が工程通りに進んだ為、防音工事の完工翌日に引っ越し、ピアノ搬入もさらにその翌日に完了しました。

問い合わせからピアノ搬入まで全てがタイミングよく、大変助かりました。

完成当初は音漏れを懸念していた為、ピアノを慎重に演奏していました。

しかし近隣からの苦情が一切なかった為、防音性能を確信し、昼夜問わず自身の好きな時間に演奏するようになりました。

ピアノ室の完成から約一年が経過した今、苦情は一切ありません。

音響も心地良く、現在は毎日約2時間程度、演奏しています。

今年に入りマンション自体の大規模修繕がありました。
ピアノ室は内側だけではなく、外側からの騒音も侵入しない為、工事中も快適に過ごすことができました。
室内外問わず、音及び振動を抑えてくれるのは大変嬉しいです。
今後はピアノを練習しながら、学生時代に担当していたトランペットを演奏できるように、チャレンジしてみたいと思います。
ピアノ室が自宅にある生活は幸せです！

※取材＆記事作成：川名