生徒さんも家族も気を遣わないでいられるピアノ教室
お客様データ概要
お客様名 | ピアノ室 遠藤様 |
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用途 | ピアノ教室 |
広さ | 7.96㎡ |
建物構造 | マンション |
施工エリア | 神奈川県 |
防音室を作ったきっかけ
元々小学校で音楽の教員をなさっていた遠藤様。ご自宅でピアノ教室を始めるにあたり、音漏れが一番心配でした。お住まいのマンションは夜9時まではピアノを演奏しても良いことになっているのですが、夜8時を過ぎると大きな音は出しづらいと感じていらっしゃいました。ご近所の方はピアノの音に理解のある方ばかりだったので特に苦情を言われたりしたことはありませんでしたが、それに甘えてばかりでいつかご迷惑になってしまってもいけないと考えていたところ、「ご近所にも迷惑をかけずに自分たちも音楽を楽しみたいのなら1秒でも早く踏み切った方が良い」というご主人の言葉に背中を押され、防音室を作ることをご決断なさいました。
お客様の要望
一番は防音の性能です。夜でも気兼ねなくピアノを弾くことができるくらいの防音性能をご希望でした。また、将来的にグランドピアノを入れたいというご希望もあったため、部屋の広さも重要なポイントでした。元々リビングにピアノを置いていたので、現状のままリビングを防音室にする方法も検討なさっていましたが、生徒さんが生活空間であるリビングを通らないといけないので、生徒さんも気を遣ってしまうし、ご家族も落ち着けないというお悩みがありました。
解決方法
遮音性能の確保と同時に動線の問題を解決できるよう検討した結果、リビングを通らない、玄関から直行できる場所にある四畳半の部屋を防音室にするプランをご提案しました。リビングに防音室を作った場合、グランドピアノを置くには十分な広さが取れますが、生徒さんもご家族も気を遣ってしまいます。また、12畳のリビングの半分のスペースを防音するとなると、開口部が広いため防音性能が落ちてしまう懸念がありました。ただし、四畳半の部屋に防音室を作った場合は、遮音性能と動線の問題は解消されますが、グランドピアノを入れた時にかなり狭くなってしまうという別の問題がありました。そこで、遮音性能、動線、広さ全ての問題を解決するために、四畳半の部屋の収納を壊してスペースを確保するプランをご提案いたしました。
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プレゼン資料(提案図面)①
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プレゼン資料(提案図面)②
測定資料事前測定資料
ご成約
様々な角度・視点からご提案をさせていただき、
お客様のご要望通りの性能・プランでのご成約となりました。
施工開始
完了測定 資料
施工担当者からのコメント
防音性能が一番であると感じたので、出来る限りの性能を取ることを中心にご提案させていただきました。ただ、ピアノ教室ということを考えると、生活動線に関わってくるので、リビングを通らない部屋も良いのではないかと思いました。
結構大胆なご提案に思われたかもしれませんが、あとはお客様のご意向が一番ですので、今後、より良い空間ができるであろうというご提案をさせていただきました。