花粉症の季節到来!モーツァルトは症状改善に効果的?
先週より気温が高い日が多くなり、春の訪れを感じる今日この頃。
暖かくなって嬉しい反面、いよいよ花粉症の季節が到来します。
モーツァルトの音楽は花粉症に効果的
花粉症の方にとっては、本当につらい時期ですね(涙)
花粉症は日本人の4人に1人、都内では2人に1人は花粉症だと言われるほど、「国民病」として広く認知されています。
花粉症の症状で一般的なのは、鼻水が止まらない、目が痒い、くしゃみが止まらない…など。
症状がひどいと仕事にも集中できず、本当にツライですよね。
演奏家の皆さんの中にも、悩まされている方もたくさんいらっしゃると思います。
さて花粉症と音楽の関係と言えば、モーツァルトを聞くと、花粉症が良くなるといった話を聞いたことはありませんか?
実はモーツァルトの楽曲の高周波が副交感神経に作用し、花粉症の症状が和らぐんだそうです。
にわかには信じがたい話ですが、科学的に証明されているようです。
音で改善する身体のメカニズム
もともと花粉症の原因は、免疫物質の低下により起こる炎症なんですが、ストレスや睡眠不足など、心身の不調も花粉症を引き起こす要因の1つと言われています。
免疫が高まっている状態だと、花粉症の症状も出にくくなります。
モーツファルトを聴くことにより、自律神経のバランスが整ってストレスの緩和に繋がるのです。
ストレスの緩和が、花粉症の改善に繋がります。
ではなぜモーツァルトの曲だけが効果的なのでしょうか。
モーツァルトの曲は3500ヘルツ以上の高周波を含む楽曲が、比較的多いことが理由だそうです。
高周波音は脳を活性化し、脳内ホルモンの分泌を活発にすると言われています。
せき髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激し、その結果として生体機能に良い影響を及ぼします。
これが「モーツァルト効果」といわれるものです。
モーツァルトの音楽は人にプラスの効果があると言われ、現在もその魅力と効果を突き止めるために、世界中の医学者や科学者たちが研究を続けています。
人それぞれ好みがある中で、モーツァルトの音楽は、大多数の人に受け入れられやすいと言えるのでしょう。
それにしてもモーツァルトは本当に偉大ですね。
モーツァルトの他にも見込める!リラックス効果
さてモーツァルトだけではなく、リラックス効果のある音楽を聞くことによっても、ストレス緩和に結びつきます。
一般的に「音楽療法」と言われるものです。
雨の音や風鈴の音、そしてクラシック音楽は、ストレスを解放したり、心理的開放感を与えたりするそうです。
このようなリラックス効果のある音楽は、心身の健康に、様々な良い影響を与えると言われています。
- ・自閉症などの改善
- ・高血圧や脳血管障害の克服
- ・老人性痴呆症の予防や治療
- ・がん患者の延命効果
- ・不眠症や心身の緊張や痛みの緩和
好きな音楽を聞くと、気分が盛り上がります。
スポーツ選手が試合の前に、音楽を聴いて集中しているのも、リラックス効果を期待していることが往々にしてあります。
音は波動です。
人間の脳波も波動であり、元気な時や落ちこんでいる時、具合が悪い時など、波形のパターンが変わります。
その波動に別の波動を合わせると、共鳴して波形が変化するんです。
そのように脳波のパターンを変えることで、病気の治療や予防ができるなんて、「音」の持つ可能性は無限大です。