音の辞典・音に関するマメ知識「な行」|防音室・防音工事・対策は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン

音の辞典・音に関するマメ知識「な行」

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行


鳴き竜
音が往復反射を繰り返すことによって生じる連続的なエコー。
一般にはフラッターエコーと言う。日光東照宮が有名で、竜の画が描かれた天井の下で手をたたくと「ルルー」という音が聞こえる。
これは、わずかに凹面になった天井と床の間で連続的な反射が生じるためで、わが国ではこれにちなんでこの現象を「鳴き竜」と呼んでいる。

2次音源
アクティブ騒音制御において、制御のための音を放射する音源。
一般には、騒音を抑制するために、騒音(1次音源)と逆位相の擬似音源を発生する。 スピーカが用いられる。

二重壁
空気層を挟んで二重に板状材料を配置した壁構造。高い遮音性能が得られるため、壁体の軽量化が求められる建物などで広く用いられている。

音色
JISによれば「聴覚にかかわる上の音の性質の一つで、2音の大きさおよび高さが共に等しくても、その2音が異なった感じを与えるとき、その相違に相当する性質」。

ノイ(noy)
騒音のやかましさをあらわす単位。
音圧レベルが40dBの中心周波数1kHzの狭帯域雑音のやかましさを1noyとする。

ノイジネス
音そのものに付随した不快感、音色の悪さなどを表す属性。

ノイズキャンセラ
信号に含まれる雑音(騒音)を除去する装置。信号だけを直接入手することはできないが、信号に混入する雑音と相関のある信号(雑音)が入手可能な時には、信号に混入した雑音成分を適応フィルタによって推定し、除去することが可能である。

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