騒音対策
こんなことで困っていませんか?
1. 工場機械等の騒音で工場内が騒がしく作業環境が悪く作業能率が上がらない。 | |
2. 外部近隣から工場騒音で苦情がきている、またはその恐れがあり、行政の規制騒音値をオーバーしている。 |
対策の第一は、発生音源の防音処理。 第二は、工場室内の吸音処理。以上2つの組み合わせとなります。 基本的には、発生音源の防音処理として、当社特製の防音パネルなどを使い発生音源を囲み、工場室内を当社特製吊下げ吸音パネルなどで吸音し、騒音を低減します。
1.工場内騒音対策
(1)発生音源の防音
発生音源を測定し、発生音源の規模、操作性、発熱などを考慮し、最適な仕様を提案させていただきます。
当社特製の防音パネルを使用した場合
●組立式防音パネルのため現場組立が短時間で済み、工場ラインを長い期間止める必要がありません。
●精密機械、食品等を扱う工場内でも、埃をたてずに組立てできます。また、クリーンルームで使用されている表面材を使用しているため安心です。
(2)工場室内の吸音
発生音源によっては、防音パネルで囲えない例もありますが、その場合は、吸音処理によりある程度騒音を低減できます。
現状として吸音処理が何もなされていない場合や、高音域の大きな騒音では、非常に効果 があります。
詳しくは、当社スタッフがお伺いし、測定及び計算させていただきます。
2.近隣への騒音対策
(1)発生音源の防音
発生音源を測定し、発生音源の規模、操作性、発熱などを考慮し、最適な仕様を提案させていただきます。
当社特製の防音パネルを使用した場合
●組立式防音パネルのため現場組立が短時間で済み、工場ラインを長い期間止める必要がありません。
●精密機械、食品等を扱う工場内でも、埃をたてずに組立てできます。また、クリーンルームで使用されている表面材を使用しているため安心です。
(2)工場外壁、天井の防音
既存壁、天井の遮音性能を検討し、遮音補強及び内側に遮音層を新設することにより、外部への騒音を低減させます。 騒音には、直接音(壁・天井を透過する音)と固体伝搬音があり、直接音だけの遮音であれば壁・天井のみ遮音すれば良いのですが、 実際には、床・壁・天井に入射した音が躯体内を伝搬し外壁・屋根から放射する音(固体伝搬音)、また、機械からの振動が床を伝搬し 外壁・屋根から放射する音(固体伝搬音)があるため壁・床にも遮音・防振構造(浮遮音層)が必要となる場合もあります。 工場内の騒音を測定し、最適な仕様を提案させていただきます。また、振動対策、電波シールドについてもご相談ください。
(3)工場室内の吸音
現状吸音処理が何もなされていない場合や、高音域の大きな騒音では、非常に効果があります。 詳しくは、当社スタッフがお伺いし、測定及び計算させていただきます。
(4)外部防音壁
工場室内、建屋の防音対策で不十分な場合や、音源が外部で囲うことが出来ない場合は、隣地との間に防音壁を設置し、回折効果により隣地の騒音を低減します。
●防音壁の効果計算例(直接音に対しての減衰量)
点音源に近い場合 減衰量=10log(0.2+2α/λ)+12.5
線音源に近い場合 減衰量=10log(0.4+2α/λ)+8
波長;λ(m)行路差;α=r1+r2ーr(m)
波長;λ(m)行路差;α=r1+r2ーr(m)
※注意 受音点での騒音値は、この上部を回折してきた音と、横からの回折音、及び、防音壁を透過してきた音の合成値となります。
防音壁は、高さ、幅、設置位 置により、効果が変わってきますので、設計には十分な調査が必要となります。 隣地に高さが高いマンションなどがある場合には、防音壁上部に傾斜をつけたりして回折効果を上げるような対策も必要となりますし、防音壁だけでは十分な効果 が得られない場合もあり、他の(1)~(3)の対策を複合させることが重要です。 また、高さが高くなると、構造計算や行政への届けが必要となる場合もありますので、当社にご相談ください。