音楽スタジオ(矢野様)
ドラムとグランドピアノを演奏できる音響空間!人生の一大事に完成した「夢のスタジオ」
音楽スタジオ(矢野様) | |
施工種別: | ピアノバンドボーカル・声楽ドラム |
建物タイプ: | 戸建て、一軒家 |
地域: | 東京都 |
広さ: | 8.5畳 |
2022年2月に東京都小平市の閑静な住宅街で、矢野様の音楽スタジオが誕生しました。住宅が密接した地域で、どのような音楽スタジオが完成したのでしょうか。 |
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生ドラム演奏・リハーサル・レコーディングが可能なスタジオに憧れてリフォームと同時に防音工事を実施
矢野様は2020年7月にお問い合わせいただき、2021年11月にご契約いただきました。
同年12月14日に着工し、翌年2月10日に完工。
2部屋合わせて12.0畳の区画は、8.5畳の音楽スタジオに生まれ変わりました。
防音工事は当時の金額で約650万円でご契約。
技術営業は森が担当させていただきました。二世帯住宅の提案をいただき、引っ越しと工事を決意
ドラムは小学5年生から始めました。
妻は3歳からピアノを始め、中学生から現在に至るまでオーボエを演奏しています。小平市に引越す前は練馬の賃貸物件に住んでおり、電子ドラムで練習をしていました。本格的な練習を行うなら、やはり生ドラムを長時間たたける環境が欲しい。また、バンドメンバーとリハーサルやレコーディングができる自宅スタジオは、以前からの憧れでもありました。
しかしドラムをたたく以上、マンションでは防音工事を行っても音漏れが発生するため、持ち家でないと叶いません。
以前から妻のご両親より二世帯住宅にしたいと言われていたこともありましたが、今回は「自宅スタジオをつくって一緒に住まない?」と声をかけていただいたこともあり、引っ越しと工事を決めたのです。 -
相談時から完成に至るまで、丁寧で細やかな対応に胸を打たれる準備を進めるも、思わぬ事態に...
防音工事を行うにあたり、周りの音楽家に聞いて情報収集しました。
10年近くお付き合いのある峯﨑さんの話も参考にしています。
防音施工会社にも数社問い合わせして相談しました。
環境スペースでは防音体験ができるショールームが大変参考になりました。
相見積もりは環境スペースを含めて3社に依頼しています。
準備を進めていざ契約を進めようとしたその時、病により入院を余儀なくされました。
妻の実家への引っ越しや防音工事、リフォームの計画は一旦中断。
2021年1月から身動きが取れない状態になってしまったのです。退院の光明が差し、リフォームとスタジオ制作が現実的に
半年間の闘病生活を過ごし、退院が見え始めた2021年の初夏。一時停止していた引っ越しと工事の話が再浮上しました。見積もりを依頼した会社に連絡したところ、コロナ禍の関係で資材の価格が高騰したことを聞きました。半年間の入院生活の間に、見積金額が上がってしまったのです。わたしも家族も皆、価格高騰に驚きました。しかし環境スペースだけはそのような状況下でも「半年前の見積り金額のまま、矢野さまの理想の音楽スタジオをつくりましょう!」と背中を押してくれたのです。価格高騰の影響を受けているにもかかわらず、私達の気持ちを汲んでくださる対応力の高さに感動し、依頼を決めました。丁寧かつ、要望を細やかに聞いてくれた担当の森さんに感謝しています。 -
楽器に適した音響を確保するために、吸音材の材質や位置を考慮リフォームも防音工事も無事に完工
今回のリフォームは建築後2回目です。
私の退院と同時期の2021年7月ころから着工しています。
まずは2階からリフォームを開始。
工事の進捗に合わせて防音工事をはじめました。
防音工事は同年12月14日に始まり、翌年2月10日に完成しています。
リフォームは3月に終わりました。
すべてを合わせると約8カ月の工期でしたが、近隣からのクレームもなく、工事は無事に終わりました。ドラムとオーボエが気持ちよく演奏できる空間
音楽スタジオでドラムとオーボエを演奏できる音響空間をつくっていただくよう、森さんに依頼していました。
部屋の形状のほか、天井素材や吸音材の位置も調整していただきました。
そのため音響面はドラム側でデッド、ピアノ側ではよく響く構造になっています。
完成後、ドラムをすぐに搬入し、1カ月後にピアノを搬入しました。
同じ室内でも位置によって異なる音響空間に大満足しています。
室内は8.5畳と自宅スタジオにしては広く、室内への振動と若干の音漏れはあるものの近隣からの苦情は一切なく、ドラムを気持ちよくたたけます。 -
家族にとって特別な音楽スタジオ!さらなる飛躍のため、毎日精を出す闘病を支えてくれた方々に感謝し、毎日練習に励む
完成から1年たった今、毎日ドラムの練習を数時間欠かしていません。
スタジオ内にはオーボエやピアノ、カラオケはあるものの、大半はドラムの練習に使用しています。
憧れの音楽スタジオに100%満足です!
退院から1年半が経過しましたが、リハビリは続いています。
妻とご両親に感謝しながら最高の空間で練習を積み重ね、一日でも早く復帰し、病床に伏す前以上の飛躍を目指します。音楽スタジオは「練習場」かつ「家族みんなが楽しめる場」です(奥様)
生ドラムが思う存分たたける音楽スタジオは、リハビリ中の主人にとってこの上なく素晴らしい空間です。練習に励み、活躍の場を広げていけたら嬉しいです。私自身もオーケストラやミュージカルでオーボエを吹くことがあるため、練習に利用しています。
ストレスを抱えることなく心地よく演奏できます。
ドラム側をデッドにしているため、キレイに聞こえすぎない点も良いですね。
響きのない空間のほうが「練習の成果」と「作成したリードの性能」が如実にわかるため重宝しています。
主人と自分が入室しない時間帯には、両親がカラオケで使用することも。
稀に私がピアノを弾き、主人はドラムをたたき、両親が歌うこともあります。
気軽にいつでも自由に楽しめる空間に、家族みんな大満足しています。
※取材&記事作成:川名
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