ピアノ室(野田様)
ピアノ室が2階に完成!「夫の作曲活動」と「自身のピアノ練習」を同時に取り組める喜び
「笛はパラダイス!!野田晴彦&赤星ゆり」でご活躍中!
ピアノ室(野田様) | |
施工種別: | ピアノ |
建物タイプ: | 戸建て、一軒家 |
地域: | 神奈川県 |
広さ: | 4.3畳 |
2023年6月に神奈川県川崎市の閑静な住宅街で、野田様のピアノ室が誕生しました。住宅が密接した地域で、どのようなピアノ室が完成したのでしょうか。 |
野田様は2023年2月にお問い合わせいただき、4月にご契約いただきました。
同年5月10日に着工し、6月8日に完工。
11.5畳の洋室を2分割し、1部屋の洋室と、4.3畳のピアノ室が完成しました。
技術営業は森が担当させていただきました。
同年5月10日に着工し、6月8日に完工。
11.5畳の洋室を2分割し、1部屋の洋室と、4.3畳のピアノ室が完成しました。
技術営業は森が担当させていただきました。
-
屋内外への遮音のため、中古物件に防音工事を決意屋内外への遮音のため、中古物件に防音工事を決意夫は作曲家・笛演奏家で、私はピアニストとして活動をしています。
以前住んでいたマンションでは、夫の作曲の仕事への支障が出ないよう、私のピアノの練習はサイレントピアノでヘッドフォンをかぶり、コンサート間近になると生の音を出してリハーサルを行うようにしていましたが、ある時、上階の住人から「音が聞こえますよ」と言われてしまいました。ピアノも可とされている分譲マンションだったのですが、音量のことを考えると、やはり対策を講じなければならないと感じ、マンションから徒歩3分のワンルーム賃貸物件をピアノ練習室として借りるようになりました。しかし、長い期間で考えると賃貸物件で毎月支払い続けるよりも、自宅に防音対策を行ったほうが賢明です。近隣への対策はもちろん、同じ家屋内での夫の作曲の仕事への支障も抑えられて、気兼ねなく集中してピアノが弾ける環境つくりを目指して戸建てを探すことにしました。定型タイプでは理想の環境が手に入らない...。確実な防音工事を決意!当初は、定型タイプの防音ボックスを考えていたのですが、実際に定型タイプを体験しに行ったところ、防音性能Dr-45は、近隣への対策としては充分であるものの、同じ家屋内での音漏れが大きく、夫の作曲の仕事に支障が出てしまいます。(作曲中は周囲の完全な静寂が必要)もっと遮音性の高いDr-50であればなんとか頼みの綱になるかと判断し、それが設置できるような、一階にリビングとは別の一室がある間取りの家を探してきましたが、タッチの差で売れてしまったり、あってもかなりの築古だったりします。最後に見つけた物件は、築年数も新しく、周囲の環境も良くて、とても気に入りましたが、1階がリビングのみの間取りとなっていて、そこにDr-50を設置してしまうと、住まいとしての環境が損なわれてしまいます。さりとて2階には、大きさと耐荷重の観点からDr-50の実装は難しく、定型タイプでは理想の防音環境は手に入らないことがわかりました。それならば、気に入った物件の2階に防音工事をしてもらおう、と決意したのです。 -
困難な防音工事でも、無事に完成できる”裏付け”に安心し契約2階ピアノ室を諦めかけたとき、光明が差す防音工事を決意した後、環境スペースを含む3社の施工会社へ相談しました。
まず2階にピアノ室をつくる旨を伝えたところ、他社の担当者は渋々な様子です。
まず遮音性能が確保できない。
確保できたとしても、耐荷重の観点からピアノの設置も限られます。
「2階には難しい...。1階のリビングを潰すしかない」と肩を落としていたとき、環境スペースさんだけは2階にピアノ室をつくれると仰ってくれたのです。設計図・音圧レベル・要望から、理想のご提案をいただきました!環境スペースさんとの電話から2週間後、エビスタ(弊社ショールーム兼音楽小ホール)で打ち合わせをしました。
状況をお伝えした後、防音体験ルームで実際に演奏して、遮音性能を確認しました。
一緒に音圧測定も実施。
担当いただいた森さんの冷静沈着で的確な説明が好印象でした。
後日、自宅の設計図と自身の音圧レベル、要望をもとに提案書をいただきました。
11.5畳の部屋がもともと真ん中で区切れる設計であったことに着目し、2部屋に分けるご提案をいただいたのです。
2階に問題なく防音工事できます!と言われたときに驚き、すぐに依頼を決めました。 -
丁寧に施工いただいた防音工事によって大満足なピアノ室へ窓があるピアノ室はうれしい!工事が丁寧に進みました。エビスタ訪問から約1ヶ月後、4月3日に戸建ても防音工事も契約しました。
設計上、最も幸いだったことは窓を残せたことです。
自然光が入るピアノ室は本当にうれしい。
防音工事は5月10日に開始。
職人さんも丁寧な方で、親身に接していただきました。
日曜日が工事お休みのため、引っ越し荷物を移動するとともに、様子を見に行っていました。「高品質なピアノ室」と「短い工期」に感謝防音工事は1カ月を満たない6月8日に竣工。
6月12日にピアノを搬入しました。
調律後に弾いてみたところ、自然の響きであり、心地よく演奏できます。
定型タイプではデッド過ぎて圧迫感があったため、「防音室は音響が考慮されていないのかな?」と心配していたため、とてもうれしかったです。
自身の音圧やピアノの種類によって、部屋の形状と吸音材も調整していただきました。
最短でかつ丁寧に工事していただき、とても感謝しています。 -
当初の妥協点を払拭!夫婦の音楽活動に拍車がかかる音響も遮音性能も納得!周りに気にせず弾ける幸せ完成から3カ月経った今も快適に使用しています。防音性能は屋外外壁側でDr-60 、屋内は2階の廊下側で最大Dr-50を確保できています。
着工前に森さんから「音の性質上、ピアノ室からの音漏れを0にはできません。今回の環境で最大限の遮音設計をします。」と説明いただき、合意した上で工事を依頼しました。
当初は、「もし音漏れがするのならば、夫の作曲と私のピアノ練習の時間をそれぞれ分けてやっていこう」というつもりだったのですが、思った以上に遮音性能が高く、私が演奏中でも夫の作曲に支障がありません。夫も私も思う存分に音楽に取り組めます。これからますます集中度を高めて精進していきたいです。時間を区切らなくても、それぞれ活動に専念できる感動(ご主人)素晴らしいピアノ室をつくっていただき本当にありがとうございました。
ピアノ室の扉を閉めて、隣の部屋、さらに自身の部屋を閉めれば全く聞こえません。
妻がピアノ練習をしていても、ぼくは自分の仕事部屋で支障なく作曲に取り組めます!
予想以上の遮音性能に大満足です!
最高の環境をフル活用し、今後も仕事に精を出します。
※取材&記事作成:川名
関連するお客様の声