太鼓スタジオ「どんぐり」様 | 防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン

太鼓スタジオ「どんぐり」様

騒音の苦情が一切ありません。
太鼓スタジオ「どんぐり」様
施工種別:太鼓
建物タイプ:レッスンスタジオ
地域:千葉県
音楽の力で、全ての人に癒しを与える“音楽療法士”の資格取得を機に、ミュージック コミュニティ スタジオ「どんぐり」は誕生しました。
高い防音性能が求められる太鼓教室を閑静な住宅地にどうやって建てたのか?その太鼓スタジオの誕生秘話を伺いました。
  • 太鼓活動に魅せられて
    太鼓活動に魅せられて
    太鼓教室ができる施設を持ちたい

    野田市は、350年以上の歴史を持つ一大お醤油メーカー『キッコーマン』が創業した土地。醤油樽をつくる技術が元となり、現在に渡り和太鼓活動が盛んな場所です。

    今井様は、音大卒業後、カワイ音楽教室でピアノとエレクトーンの講師として活動。ご結婚後お子様にも恵まれ、24年前に夏祭りのお囃子にお子さん達が参加するようになり、それがきっかけで大人も参加する太鼓サークルを指導するようになります。

    しばらくして、太鼓サークルの参加者に、障害を持つお子さんが参加されるようになったのですが、ピアノやエレクトーンの講師をやっていた時にはあまり接点のなかった今井様は、あることに気が付きます。太鼓教室に参加するご家族は、全員で太鼓をたたいて一緒の音楽を楽しむことができます。ピアノやエレクトーンなども連弾など複数で演奏することはありますが、家族全員で弾くことはできません。しかし太鼓は、家族が同じリズムで各々の力で叩くことで一つのメロディーができ、演奏後の一体感と爽快感を感じることができるのです。家族が笑顔で帰る姿をみて「太鼓教室ができる施設を持ちたい」と強く願うようになったそうです。
    太鼓活動に魅せられて
    ミュージック コミュニティ スタジオ「どんぐり」誕生秘話

    ちょうどそのころ、今井様のお母様が脳梗塞から病院で寝たきり状態へ。

    以前、お母様に「あなたは、人が集まる音楽施設をつくって音楽の楽しさを教えたら」と言われたことを思い出し、太鼓教室の構想とお母様の言葉が不思議にリンクしてきたことに気づかされます。

    ただ施設を作って教室を開くだけでは、本当の意味でコミュニティにならないと感じ、一念発起し、音楽療法士の資格を取得します。

    音楽の力で、全ての人に癒しを与える“音楽療法士”の資格取得を機に「太鼓教室を通じて家族がひとつになれるコミュニティを作りたい」という強い想いを持って、ミュージック コミュニティ スタジオ「どんぐり」が誕生しました。
  • 太鼓教室ができる建物をどうやって建てたらよいのか?
    防音専門建築の環境スペースに辿り着く

    どうやって太鼓教室がつくれるのかどうか悩んでいた頃、 太鼓の老舗、宮本卯之助商店(浅草)の音楽スタジオを作ったのが環境スペースであることを知ります。

    ちょうどその頃、娘さんの会社が東京ビッグサイトのイベントに出展されており、見学に行くことに。偶然にも環境スペースのブースを発見し、その時、パンフレットをもらったのが、環境スペースとの最初の出会いでした。

    ホームページには防音室の事例やお客様の声がたくさん載っており、どんな会社かますます興味を持つようになります。
  • 防音技術が一番難しいのが太鼓の防音室。
    防音技術が一番難しいのが太鼓の防音室。
    完成した「どんぐり」に驚き

    念願のミュージック コミュ二ティ スタジオが遂に完成し、「どんぐり」に入ってみると・・・
    何よりも音のクリア感、とにかくはっきりと聞こえたことにびっくりしたそうです。

    実は今井さんは突発性難聴を患っており、聞きづらい時もあるのですが、「どんぐり」で聞く太鼓の音はクリアで非常にはっきりと聞こえるそうです。
    太鼓の音は、体育館や公民館で演奏すると音が大きすぎて反響するため、濁ってしまうことがあります。聞きづらさが解消されたことにとても喜んでいただけました。

    ここで演奏すると、とても楽しくなるそう。正直投資額は大きかったが、非常に満足のいくクオリティで良かったとおっしゃっていただけました。
    防音室の業者さんって・・・

    当時、埼玉と千葉で防音室を手掛ける二社にも声をかけたそうです。一社は、話をしたらそのあと連絡が無くなりやめることに。

    もう一社は、防音室に関して色々提案してくれたが、ピアノ室の防音工事は経験があるようでしたが太鼓の音楽室の経験はゼロ。やはり一番安心でき、提案も納得できた『環境スペース』に決めてくださったのです。

    太鼓の音域が一番幅が広く、また音量も大きいので、防音は難しいといわれています。太鼓の防音室ができれば、ドラム、エレキギター、ダンスホールなども全て大丈夫と言われるほど、防音技術が一番難しいのが太鼓室なんです。

    実績もあり、信頼できる環境スペースを選んで本当に良かった、値段以上の価値がそこにあった、と感じていただけました。
  • 閑静な住宅街でも「音を楽しむ場」ができました。
    閑静な住宅街でも「音を楽しむ場」ができました。
    音漏れもなく近所からのクレームもありません。

    「どんぐり」のある周辺は、閑静な住宅街。
    しかし、全く音漏れはせず、オープンして1年以上経つが苦情は全くないとか。
    むしろ、太鼓レッスンが終わった生徒さんたちの声が大きいのが気になり、「帰り道はお静かに」と注意するほどなんだそう。

    そして、この「どんぐり」の施設を運営するために、今井さんご家族、生徒さんやそのご家族、更には地域の人々までもが協力をしてくれるそうで、周囲の方々の温かさを感じ、営業を続けているそうです。

    『音楽を通じて障害のある人、ハンデのある人たちがつながって、本当の意味で音を楽しむ場(コミュニティ)になれるよう、環境スペースさんに作ってもらったこの「どんぐり」を大切に成長させていきたいと思う。』とお話されていた今井さんのキラキラした目が印象的な取材となりました。
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