ピアノ室 遠藤様 | 防音室・防音工事は環境スペースにお任せ|サウンドゾーン

ピアノ室(遠藤様)

生徒さんも家族も気を遣わないでいられる環境
遠藤様
施工種別:ピアノ
建物タイプ:マンション
地域:神奈川県
広さ:7.96㎡
神奈川県横浜市にお住まいの遠藤様ご家族。元々小学校の教員である奥様が、ご自宅でピアノ教室をされていてちゃんとしたピアノで演奏して欲しいという想いから作った防音室。決め手は営業担当者が真摯に要望を聞いてくれたこと、的確、大胆な提案で要望を叶えてくれたこと、予算内で要望を叶えるために取り組んでくれたことでした。遠藤様から防音室を作るきっかけ、環境スペースとの出会いのきっかけ、環境スペースを選んだ理由をお聞きしまし た。
  • ピアノ教室の生徒さんが増えたことが防音室のきっかけ
    ピアノ教室の生徒さんが増えたことが防音室のきっかけ
    -ピアノ教室を始められたきっかけはどのようなことなのですか?

    私は、音楽教室を始める前は小学校で音楽の教員をしていました。でも、自分に子供が出来たことがきっかけで、小学校を退職して、子育てに専念することにしました。私の中で、子供を預けて働くというのが成立しなかったんですね。 それからしばらくは子育てに専念していたのですが、子供が大きくなったので、ふとした時にそろそろ現場に戻って、子供達に音楽を教えたいと思ったんです。でも、現場から離れている時間が長かったので、すっかり浦島太郎のような状態でして…色々と考えたんですが、自宅でピアノを教えるのも良いんじゃないかと思い、ピアノ教室を始めたことがきっかけです。

    -防音室を作ろうと思ったきっかけはあったのですか?

    私達が住んでいるマンションでは、夜9時まではピアノを弾いて良いことになっているんですが、夜8時を過ぎると大きな音は出しづらいと感じていました。近所の方のご迷惑になっているんじゃないかと気になっていましたね。
  • 近所の方は協力的でした…でも音漏れがずっと気掛かりだったのです
    ーピアノ教室をする中で防音に対しては何か悩みはお持ちだったのですか?

    やはり、音がご近所中に響き渡っていたんですね。子供が外で遊んでいるときに、「外までお母さんのピアノ聞こえているよ」と言っていました。 ご近所は優しくてご理解がある方ばかりなので、「聞こえないわよ」とおっしゃってくれるのですが、この地域はとても静かな環境なので、ピアノを演奏することで大きな音が響いているであろうと容易に想像がついたので、弾いているときは心苦しい思いがありました。

    最初は、電子ピアノだけだったんですが、ある程度、子供が成長してきて、本物のピアノをと弾かせたいと思って、購入することにしました。ご近所の方に「ピアノを購入するので、大きい音になるかもしれませんが…」とご挨拶はしたのですが、ピアノ教室を始めてからも、ご近所の方から「静かにして」という声は特にありません。

    ただ、私も演奏会の前は2~3時間は練習をしますし、子供が1時間ずつ練習すると、うちの家族だけでも4~5時間はピアノがなりっぱなしという状況なんです。そこに音楽教室のレッスンを始めると、もう一日中ですからね。周りに甘えてばっかりでも、いつかご迷惑になってしまってもいけないという思いがありました。

    「ご近所にも迷惑をかけずに自分たちも快適に音楽ライフをエンジョイするには1秒でも早く踏み切った方が良い」と主人が言ってくれまして。主人も音楽をやっているので、防音室を作ることに寛容だったんです。それで、思い切って、お願いすることにしました。
  • 防音性能とグランドピアノが入ること、これは譲れませんでした
    防音性能とグランドピアノが入ること、これは譲れませんでした
    ー防音室を作る上で、こだわったポイントを教えてください。

    一番は防音性能ですよね。夜に弾けないというのが悩みでしたので、夜弾けるぐらいきちっとした防音性能が取れるということ。これが一番のポイントでした。
    環境スペースさんはご近所での測定も行ってくれるということでしたので、とても安心しました。 立ち入りでの測定だったので、ご近所の方にはご負担を掛けちゃったと思うのですが、専門家の方にきちんと測定していただいて「音漏れしていません。大丈夫ですよ。」と言っていただいたので、ご近所の方にも安心していただけたのではないかと思います。

    また、将来的に、グランドピアノを入れたいと思っているので、グランドピアノが入るだけの大きさが欲しかったんです。実はこの部屋にグランドピアノが入るようにちゃんと設計していただいているんですよ。
  • 環境スペースを選んだ点(1)…営業担当者の姿勢が真摯に要望を聞いてくれた
    こちらがどういうことを望んでいるのかということを、営業担当者の方が、一生懸命、聞きだしてくれるという姿勢が素晴らしかったです。善し悪しではないのでしょうが、会社によっては、私達の要望より自分たちの考え方、やり方をバーンと出してくる会社さんもありました。どうしたらいいかわからない、という人にはそれでもいいと思うのですけど、私達に希望がありましたので、叶えて欲しいなという思いがありましたので。
  • 環境スペースを選んだ点(2)…的確、大胆な提案で要望を叶えてくれた
    元々、リビングにピアノを置いていたので、現状のまま防音室にする方法はないだろうかと考えていました。でも、生徒さんが生活空間であるリビングを通らないといけないので、生徒さんも気を遣ってしまうし、家族も落ち着けなかったと思うんです。なので、防音室を作る場所も含めて環境スペースさんから複数のプランを提案してもらいました。

    でも、そのおかげで、「あ、これは無いな」とか「やっぱりこっちかな」とか、すごく具体的に考えることができました。

    -どのようなプランをご提案させていただきましたか?

    2つのプランでとても悩みました。一つは、今まで通りのリビングに防音室を作るパターン。もう一つは、玄関からまっすぐの場所にある四畳半の部屋に防音室を作るパターンです。

    今まで通り、リビングに防音室を作る場合、グランドピアノを置くだけのスペースを確保することが出来るのですが、生徒さんが生活空間であるリビングを通らないといけません。また、12畳の半分を防音室にするということになると、開口部が広いので防音性能が少し落ちるということだったので、多少、気掛かりでした。 四畳半の部屋の防音室を作ると、ただでさえ狭い四畳半の部屋を防音室にしてしまうので、部屋が本当に狭くなっちゃうんです。また、家の収納の半分くらいがこの部屋に集中していますので、どのように収納を確保するかという問題がありました。でも、生徒さんがリビングを通らない導線になること、そして、防音性能もきちんと確保することが出来るという点はとても魅力的でした。
    環境スペースを選んだ点(2)…的確、大胆な提案で要望を叶えてくれた
    ープランを決定した決め手はどのような点でしょうか?

    結局、決め手になったのは、環境スペースさんの大胆な提案だったんです。
    四畳半の部屋の防音室のスペースを確保するために、なんと「収納を壊して防音室を作ってスペースを確保しましょう」という提案があったんです。収納を壊すことにより、グランドピアノを置くことも出来るようになるということでした。家を壊すことになりますので、すごく迷いました。勇気と決断が必要でしたが、最終的には、私達の要望を一番叶えてくれるこのプランで環境スペースさんにお願いすることにしました。
  • 環境スペースを選んだ点(3)…予算内で要望を叶えるために取り組んでくれた
    環境スペースさんと別の会社さんにも見積りをお願いして、安かったんです。でも、私達の希望とちょっと違ったんですね。いくら安くてもこの防音室だとちょっとイメージと違うかな。環境スペースさんは、こちらの予算を中で様々な提案をしていただきました。安いからという理由では選んではなく、予算内で要望を叶えてくれたことが大きいです。

    弊社営業担当者からのコメント

    お話を聞いていると、防音性能が一番であると感じたので、出来る限りの性能を取ることを中心にご提案させていただきました。ただ、ピアノ教室ということを考えると、生活導線に関わってくるので、リビングを通らない部屋も良いのではないかと思いました。あとは、お客様のご意向が一番ですので、今後、より良い空間が出来るであろうというご提案をさせていただきました。
  • 防音室だけどデザインも気に入っています
    営業担当者の方が壁紙のパターンをたくさん持ってきてくださった時に、壁紙のパターンと特徴とご説明してくれました。例えば、防音室を全面デザイン性の高い壁紙にするとうるさくなるため、ピアノを置く一面だけデザイン性の高い壁紙を使ってはどうかと提案してくれました。結果的に、ピアノを置く一面だけデザイン性の高い壁紙を使うことで良いアクセントになりました。凄く温かい雰囲気になって、生徒さんからもちょっと評判が良いですよ。
  • 防音室が完成して(1)…好きな時に好きなだけピアノが弾ける環境が手に入る
    防音室が完成して(1)…好きな時に好きなだけピアノが弾ける環境が手に入る
    まずは、好きな時に好きなだけピアノが弾けるということに尽きますね。22時ぐらいまでは生のピアノで練習できています。22時以降でも、ご近所のことを気にしないで電子ピアノにしたら問題なく弾けています。今までは、鍵盤のガタガタ音が上に上がってしまっていたので電子ピアノに切り替えても22時以降は弾けなかったんです。気兼ねなくピアノを弾けるので、ストレスを感じなくなりました。
  • 防音室が完成して(2)…ピアノ教室と生活空間が分かれて家族がくつろげるように
    ピアノ教室と家族の生活空間が分かれたことも良かったです。今まで生徒さんがリビングを通ることで家族がとても肩身の狭い生活をしていたと思います。こそっとおやつを出したり、宿題をやってるとレッスンから帰る人が覗く、という感じでしたので。ピアノ教室の最中でも、家族はリビングでくつろいだり、友達と遊んだり、全く別の空間として分けられたので良かったです。
  • 防音室が完成して(3)…生徒さんがレッスンに集中するように
    防音室が完成して(3)…生徒さんがレッスンに集中するように
    生徒さんにとっても、生活空間と分かれることで、より「教室」の形式でレッスンを受けることが出来るようになったと思います。それに、防音というのは中の音が外に出ないというだけでなくて、外の音が中に入ってこないっていうメリットもあるんです。例えば、ここが庭になっているので外で子供が遊んでいる声が入ってきてたんですが、そういうこともなくなり、生徒さんがよりレッスンに集中出来ていると思います。
  • ー今後、環境スペースに期待することをお聞かせください。

    環境スペースさんには本当に夢を叶えていただいたと思っています。お客さんの要望をどれだけ聞いて叶えてくださるか、という環境スペースさんの姿勢はとても素晴らしいところだと思いますので、今後もそういう姿勢でいっぱい喜ばれるお部屋を作っていただけたらなと思います。これからもお世話になることがあると思いますが、よろしくお願いします。