お客様の要望

ただ防音するだけではなく、リスニングルームとしての室内の音作りにもこだわりたいというご希望がありました。ジャンルは、クラシックやジャズからマイケル・ジャクソンまで何でもお好きなのだそうです。自作のスピーカーも含め、JBL系のスピーカーやQUAD社の真空管アンプなど、機材のポテンシャルを最大限に活かすことができる室内音場を目指しました。
オーディオルームだけでなく、サウンドスクリーンを設置してホームシアターとして映画も楽しめるようにしたいというご要望もありました。

解決方法

防音に関しては、遮音の構造をしっかり作り込む設計をしました。壁を三重に、ドアも二重ドアにしました。床や天井にも遮音構造を形成することで、元の広さから2畳分ほど狭くはなってしまいましたが、十分な遮音性能を確保することができました。
室内音場に関しては、無駄な反射やエコーなどの音響障害を防止するために、固有振動の周波数分布を測定、分析して、オーディオルームの広さや形状を設計していきました。具体的には、部屋の前側をライブ、後ろ側をデッドにする設計です。
また、ホームシアターとしても快適にお使いいただけるように、光の反射や室内への光の入射なども考慮して設計を行いました。

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  プレゼン資料

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  実際にご提案したパースの一例①

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  実際にご提案したパースの一例②

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  実際にご提案したパースの一例③

ご成約

様々な角度・視点からご提案をさせていただき、
お客様のご要望通りの性能・プランでのご成約となりました。

実施設計開始

施工担当者からのコメント

自分自身もオーディオが大好きなので、I様のオーディオルームづくりに携わることができて嬉しかったです。レアな機器を愛情を持ってお使いいただいていることがすぐわかりましたので、その音の響きを最大限引き出せるように全力で設計施工いたしました。

オーディオルームには「育てていく」楽しみもあります。I様のお好みに音を調整して、世界に一つだけのオーディオルームを完成させていってください。完成した音を聴かせていただけることを心待ちにしています。